《登場人物紹介その2(アウレリア視点+if√による追加や変更があります)》

1/1
40人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ

《登場人物紹介その2(アウレリア視点+if√による追加や変更があります)》

 女神ヴァール … ミヒャエリス国の守護女神で、契約の女神。  本編ではアウレリアが爆睡している間に、婚約者だった第一王子オスワルドが行った婚約破棄+断罪を引き金に国王にオスワルドの廃嫡を突きつけた。  黒髪に黄金の瞳の威厳のある褐色の妙齢の女性の姿。纏う衣装は、砂漠の国の気候に合わせて丈が長めの物が多い。  ifバージョンでは、アウレリアに自分の名前で潔白を誓われたし黙って見てらんねぇって感じで介入した。  ティアナのせいで10組以上の婚約が御破算になっていた事からティアナに対する印象は最悪で、ラストの方でティアナを煽っていたのもかなり私怨が入っていた。  ちゃんと筋が通っていれば多めに見てくれるが、中途半端は許さない。 アウレリア・クルーガー … 公爵令嬢。本編の方ではふかふかのオフトゥンで夕方まで爆睡したので目覚めはスッキリ。というか久しぶりによく寝た。  女神様がアウレリアと入れ替わる時によく眠れる魔法をかけてくれたのもスッキリした要因。  パーティーで纏う予定だったスカイブルーの生地に金糸銀糸の刺繍がされた民族衣装は、女神が纏った事で加護付きになり、クルーガー公爵家の家宝になった。  波打つ金髪にエメラルドの瞳。シミ一つない白い肌。  普段はとても穏やかでおっとりしているが、やる時はやるタイプ。怒らせたら怖い。  王子との婚約解消した後、何故かミヒャエリス国の次期女王に決定してしまう。  ifバージョンだと、入れ替わりが発生しないので家宝は無いものの、次期女王になるのは同じ。 クルーガー公爵 … アウレリアの父。名前はルドルフ。  商魂逞しく、公爵なのにフットワークも軽い。初代国王ミヒャエリスの再来とも言われており、実は世界一の富豪だったりする。  性格のイメージは某有◯倶楽部の万◯さん。名前の方は、某RPGの世界一の富豪の先祖の名前から拝借。 クルーガー公爵夫人 … アウレリアの母。名前はリリー。迫力美人の美魔女系で社交界のドン。  肝が据わりすぎているので、一部の人間には姐さんと呼ばれている。某万◯さんの奥様の百◯子さんイメージなので名前も百合に因んでいる。 アルファーノ・クルーガー … アウレリアの兄。次期公爵だが、学者肌なので商才はアウレリアの方が上。  作中には名前のみの登場だが、クルーガー公爵家を継ぐのは自分には荷が勝つと常々思っていたので、王子との婚約が解消されるのであれば家を継ぐのはアウレリアの方が良いのではないかと父に提案していた。  オスワルドのやらかしの影響で妹が未来の女王陛下に決定してしまい、次期公爵として頑張らないといけなくなった兄は、上手く王位継承から逃げた王弟殿下と御子息の事をずるいと思っている。 侍女ミケーラ … クルーガー公爵家のアウレリア付きの侍女。 王弟とその子息 … 公的には王弟殿下と呼ばれているが、実際は国王ファビアンとは従兄弟で(先代国王の弟の子)、国王ファビアンが王太子の頃にスペアとなるべく王家に養子入りして“王弟”になった。  王太子として公務もそれなりにこなしていたが、オスワルドが成長したのでスペアである自分の出番は無いだろうと思い、緑化研究の方へ手を伸ばした。今では研究が軌道に乗ってしまったので王位継承権を返上。  息子も父の研究を手伝いたいので固辞した。 第一王子オスワルド … 真実の愛()に目覚め、愛のままに我儘に突き進んだ結果、女神ヴァールから駄目出しをされ廃嫡。  黒髪で黄金の目をした美男子。母親似。(←この辺の設定が活かされていなかった)  契約の女神ヴァールを国の守護として戴いているのに、オスワルドが契約に関して疎かった理由は、母親の王妃が別の国の王女だった事が大きく、教育係も王妃の国の関係者だった為。  国王が何らかの形で息子の教育に介入していれば、ある程度の矯正は可能だった。国と国の間にある価値観の違いを理解出来なかった王妃の影響は大きく、ミヒャエリス国の王族として女神ヴァールが示す契約の重要さを知らずに成長した。  if√の方のオスワルドはティアナの言いなりみたいになってるのでちょっと不憫な気もしなくもない。 ティアナ・ハーマン … ピンク頭の男爵令嬢。異世界転生逆ハー狙いのヒロイン()。ティアナが知る乙女ゲームに似た世界ではあったものの、「自分がヒロインの、自分の為にある世界」という認識で生きて来た為、非常識なヒロインが爆誕していた。  周囲の人間に対してはゲームキャラかモブという認識で行動していたので、言動の端々に人を見下しているような所が出ており、勘の良い生徒はそれを察してティアナを避ける傾向だったが、イケメンや攻略対象には猫を何重にも被っていたのでティアナの本性に気付かずにいた。  if√の方を書きながら、学園は何でこんな問題児を隔離しないで放置してしまったの? となってしまったので、隔離或いは放校処分してれば被害が防げたのかな…と。  この一件の後、学園の方で何らかのルールができた(学生として不適格な生徒に関する放校の事例とか)。 王子の側近たち … 王妃が輿入れするときに連れてきた国の縁者の血筋だったので、王子と同様に女神ヴァールが示す契約の重要さを知らずに育った。 『郷に入れば郷に従え』をした家の側近は、手続きに従って婚約解消しているのでギリギリでセウト。 国王ファビアン … ミヒャエリス国の王。女神が降臨したとの知らせを聞き、現場へ馳せ参じたら息子が騒ぎを起こしており、クルーガー公爵令嬢に扮していたらしい女神ヴァールから立太子を認めない宣言をされてショックを受ける。  息子に恋人がいるという情報は掴んでいたので、立太子前に恋人との仲を清算するならまだいいが、婚約者であるアウレリアを冷遇した状態を継続されれば立太子出来ないかもという懸念はあった。息子には卒業後に意思確認をする予定だったが、その前に息子がやらかしてしまった。  もうちょっと早く動いていれば、廃嫡まで行かなかったかもしれぬと後悔しつつも、決算期だったのでそうなる運命だったのだと諦念に至る。  王としてはアウレリアに息子を支えてもらいたいと思っていたので、クルーガー公爵の方から婚約解消の申し出があってもなかなか快諾しなかった。 王妃 … 大国ではないが、中程度のそれなりの権勢を持った国の第三王女だった。母国では愛の女神フレイヤを崇めているので、見た目重視な所がある。  外見は極上だが、中身は恋愛脳なのである意味残念。第三王女だったのもあり甘やかされていたので、未だにお姫様気分で王妃の地位にいる。  ミヒャエリス国は小国ながら富豪の国なので、王妃の国と商業的な業務提携を行なう目的の政略結婚だったが、王妃がアレなので有能なブレーンが陰ながらフォローしまくっている状態だった。  王妃の側近の一部もお花畑だが、輿入れ時にファビアンが付けたコーディネーター兼プロデューサーが有能なので(派遣したのはクルーガー公爵夫人)、外面的にはインフルエンサー的な役割は出来ていた。  そんな経緯もあり、次代の王妃はアウレリアしかいないとオスワルドの婚約者に指名された。 豪商ミヒャエリス … 伝説の豪商と言われている。どこかの国の王の庶子だったらしいが、どこの国かは不明。  画期的なアイデアとバイタリティで世界を股にかける豪商になり、その延長線上に国を作った。  隠し設定では、異世界転生した元日本人なのでチート無双して文化水準の底上げをした。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!