突然の出会い

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フラッシュバック…と言う現象。 これがフラッシュバックというものか… 誰に説明されなくとも分かる。 まさに今… 「・・・つ、つばさ…くん?」 「え?」 「S大に行ってるって言ってた… …それで、居候してた先の同居人が、突然失踪して 、住むところが無くなってしまって…」 「うん」 「それで、私… …」 「思い出してくれた?」 ーー・・・完っ全 に、思い出しました。 そして…思い出したと同時に、とんでもないことを言ってしまったと後悔もしております!!!! 「・・・・はぁぁぁぁ~」 完全に思い出したと共に、深い深いため息をつく。 それほどお酒に弱い方ではないし、それほど羽目を外す性格でもない。というのは、どうやら慢心だったようだ。 ーーやらかしてしまったぁぁぁ・・・ 「…しおりさん?」 うなだれる栞を、わずかに上目遣いで心配そうに見つめる。
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