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爆発しそう?※
「うん。キヨくんとちょっと勉強のわからない所教えてもらって帰る。…分かった。鍵?持ってる。」
僕は家にそう電話をしながら、キヨくんの熱い眼差しを感じていた。心臓はドキドキと馬鹿みたいにうるさいし、キヨくんに抱き締めてキスしてもらいたくて堪らない。自分の顔が熱いのを自覚しながら、僕は照れ隠しにキヨくんを見上げて言った。
「ふふ。親に嘘ついちゃった。」
キヨくんは何故かうっと呻くと、何やらぶつぶつ言いながら家の玄関を開けて、リビングに顔を出して言った。
「…今からちょっと玲と勉強するから。…ああ、分かってるって。はい。おやすみ。」
僕はキヨくんに手招きされて、玄関から家の奥へお邪魔しますと声を掛けると、リビングからおばさんが顔を出して言った。
「いらっしゃい。明日も学校あるから、棍詰めないでね?おばさんたち、もう眠るから、好きにお夜食食べてね?」
そうにこやかに言うおばさんに、僕はありがとうと頭を下げると、キヨくんと一緒に階段を上っていった。部屋に着くなり僕はキヨくんに抱きしめられてキスされてしまった。
柔らかに押しつけられたキヨくんの唇は、直ぐに僕に甘いため息をつけさせて、ヌルリとしたキヨくんの分厚い舌が僕の唇を割って入ってきた。
僕はこれを待っていたのかな。ゾクゾクする様な興奮と気持ち良さに、僕はガクっと膝が緩んだ。そんな僕をキヨくんが顔を離して怖いくらいの眼差しで見つめて言った。
「…玲が可愛すぎて、俺さっきから破裂しそう。心臓もここも。」
そう言って、僕の手を取ってキヨくんの心臓に押し当てた。僕より速い鼓動に、僕は思わず呟いた。
「これって、…僕のこと好きなせい?」
キヨくんは苦笑すると、そのまま今度はキヨくんの股間に僕の手のひらを押しつけた。びっくりするくらいビンビンのそこは、僕をあっという間に熱くさせた。キヨくんは僕の手を使って、気持ち良さげに撫でながら言った。
「はぁ。玲が好き過ぎて、爆発寸前。」
僕は顔を赤らめてそんなことを言うキヨくんが妙に可愛くて、もう一度唇を合わせてピチャピチャ舌を絡め合いながら、手でゆっくり、キヨくんのビクビクする爆発物を撫でて堪能した。はぁ、凄い。
するとキヨくんが僕から顔を剥ぎ取ると、大きく深呼吸して言った。
「…待って。本当にヤバいから。…ね、玲のここにキスしても良い?」
そう言ってキヨくんは、僕のやっぱり興奮して持ち上がったそこを指先で掴んだ。僕はビクっと腰を揺らして、頷いてキヨくんを見つめて答えた。
「…うん。キヨくんも僕にキスさせてくれる?」
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