私の「好き」について

エピローグ

今の私が好きなアーティストは。彼女達を応援する内に色々なアイドルに興味を持ったことで出会えた。
彼女達の活動終了を告げられたその数日後にデビューを発表されたアイドルグループ。と、同じ事務所で活躍する先輩アイドルグループ達だ。
どのグループも、楽曲のテーマが違っていて。聴いているだけで、元気になる。
でも、アイドルを好きになる。という事は。避けられない事もあるし、その度、無関係なメンバーやグループを悪く言うコメントを見て、悲しくなる事もある。
それに、私は5年以上好きなアーティストを応援出来たことがない。
好きになっても、5年以内でお別れすることになりがちで、今だライブにも行けず、ファンクラブにも入れていない。

時々、彼女達が見えなかった景色をあの人達は見れるのかな。という嫉妬？もあるし。
実際、彼女達が立てなかった舞台にあの人達は立てた。
でも、やっぱり。私の中で1番のアイドルは彼女達で。そこは一生変わらないのだと思う。私にとって、彼女達が初めて好きになったアイドルで。同時にアイドルを好きになるきっかけを作ってくれたから。

声優人口は聞いたところによると1000人を越えたらしい。
一方で。仕事を貰える人はごく一握りで、そのほとんどがオーディション。昔と比べると。アニメの放送枠が少なく、おまけに、色々な漫画や小説がアニメ化したことで。
長くて、1年か半年。短くて3ヵ月ふ短い間で放送しなければならない時代。
そして、最近は。アニメや吹き替え以外の仕事が増えたきっかけなのか。
体調を崩し、休養する声優さんもいるのも事実。

正直、それを見るたびに。声優さんを応援することやアニメを見ることに疲れてしまっているし、週刊誌に撮られる機会も増えて、声優さんを有名にしたのが。スキャンダル！という不本意な事もある。
でも、私はなんだかんだで。アニメや漫画が大好きで、声優さんも好きだから。疲れていても、見てしまうのが現実。

結局、私は傷付いて。考えて悩んでも。好きな物はずっと好きで、好きな物はずっと1番。それ以上でもそれ以外でもない。
そういう考え方しか出来ないのだな。と思っている。

失う事は今でも怖いし、自分に出来る範囲で無理なく応援する事が大前提であり、本当はもっと貢献したい気持ちもある。
だけど、今までの事を考えると。諸刃の剣でしかないのが事実。

これが私が考える。「好き」で。まだ、はっきりと。言えない「好き」でもある。
まずは、自分の「好き」 を心の底から信じる事から始める事から始めて、そこから先の事はまた、ゆっくり考えようと思う。
私は私なりのペースで、自分の「好き」と向き合って。
いつか、自分の「好き」に自信が持てるようになったら。私が心の底から「好き」を色々な人に広められるようになりたい。
その為に、今の私が「好き」と思える事を全力で楽しむ時は楽しんで、悲しい時は悲しむ事を目標にしていこうと思う。