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プロローグ
最近、私は自分の「好き」が分からなくなる瞬間がある。いや、ずっと前から自分の思う「好き」が分からない。
昔から、何かとまわりから。「好き」について聞かれて、正直に答えても。
変わっている。
マイナー過ぎる。
それ、なんなの?と言われる事が多く、私はその度に傷付いていた。
かと、いって。その良さを伝える能力は私になく。おまけにまわりが全くその事に興味がないのに。無理矢理勧めるのもな…と思い。いわゆる、布教活動もしない。
そして、いざ、その魅力を言葉や資料にしようとすると。言いたいことが溢れて出て、言わなくて良いマイナスな面まで言ってしまう。という事態。マイナスな面を言わないようにしても、勧めた所でまわりにこんなのの何処が良いんだ?と言われた事がよくあったので。私は「好き」をあまり人に勧めないようにしていて。
最近、その私の「好き」が色々と話題になることが多くなり、興味のなかったまわりにも私の「好き」が知られるようになって。話題にする事も増えた一方で。
喜び反面、悲しい事もあり、その度に自分はこのまま「好き」を貫くべきなのか。迷う日が…
そこで、今回。私の「好き」について考えて、私は「好き」をどう理解しているのか?について。書いてみることにした。
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