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「我が道をいくか~
なんか、決心つきましたよ」
「そうですか?
人生一度きりですから後悔無いよう…」
「そうですね
はぁ~何だかスッキリしました」
クイッと残りの酒を飲み干して
今日は、帰る事にした
「どうぞお気をつけて」
釣り銭とbarの名刺を差し出した
「うちは、ちょっと変わっているので
名刺連名なんですよ」
そう言われて見ると
~bar 恋~
ママ 香織
庶務 和織
と、書いてあり
吹き出した
「え?和織さんは庶務なんですか!?
バーテンダーじゃなくて?」
素頓狂な声が出てしまった
「アハハ、ほら、庶務は何でもやるから。
雑用係ですよ」
笑いながら
「あら、和織さん…私雑用なんてさせてませんわよ?
大切な大切な庶務に」
ママが笑顔で言う
その横で和織さんは、口ばっかり的なボディーランゲージしてて面白かった
長年連れ添っている阿吽のようにも見えた
久々楽しい時間であった
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