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「お邪魔しまーす。わぁ、いい匂い」
そろそろ来ると思っていた優真の声が耳に届く
「もう少しでできるから手洗っておいでー」キッチンから伝えると「はーい」と返事と共に足音が遠ざかっていった
スープカップと皿を出しスープカップにコンソメスープを注ぎ最後に黒胡椒を加える。
ハンバーグもそろそろかなと焼き加減を確認し火を止めるとちょうどご飯が炊き上がった音が聞こえた
皿に冷蔵庫から出したカット野菜を3分の1ずつ盛り付け最後にハンバーグを横に乗せていく、楽できるところは楽しないとね。
ヒロがご飯をよそってくれスープやハンバーグの乗った皿をテーブルまで運んでくれていたのでコップを出しお茶を注いでケチャップとソースをもってテーブルへ向かう
2人とももう座って待っており優真は美味しそう…と目をキラキラさせていた
「「「いただきまーす」」」3人で手を合わせ食事を開始する。ハンバーグに、ケチャップをかけて箸を入たそばから肉汁がじゅわ〜と溢れ出しチーズはトロトロで伸びすごく美味しくできたと思う
「ハンバーグもスープもおいしすぎてやばい、溶ける…」「チーズ入ってる!!美味しい!美味しすぎる!!」と口元を抑えながら話すテンションの高い2人を見ていると頑張って作ってよかったなって思える
「ドレッシング忘れてた…スープおかわりあるよ、いる?」「「いる!!」」と声を合わせて勢いよく言ってきた2人分のスープカップをもってキッチンでもう一度注ぎ黒胡椒を加えドレッシング片手にスープカップを2個もって戻る
スープカップってマグカップみたいに取っ手ついてるのいいよね、持ちやすい
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