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「香澄、ちょっと、座って話そうか」
「その前に、良いですか?」
「何?」
香澄は、どうしてもリクエストしたかったことを、この落ち着いたタイミングで言うことにした。
「そのTシャツ、脱いでもらえませんか」
「嫌だよ」
即答されてしまった。
「言っただろ?僕は君とお揃いの服を着たいと思っていたんだって」
「だからって、やっぱりこれは、涼先生には似合わな……んっ!?」
涼は、香澄の唇を思いっきり塞いできた。
「んっんんっ……」
「僕の望みを奪おうとする悪い子の口は、塞いじゃおうかな」
「…………これは……んっ……塞いでるじゃないんですか……?」
「これは、軽いお仕置きだよ」
そう言うと、涼は香澄の体をキスしながらソファへと自然と誘導していた。
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