第1章 SSRって、何?

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「りょ、涼先生の愛を疑ってるわけじゃ」 「疑ってるよね」  涼は、香澄の膨れたお腹をさすりながら、今度はおへそのあたりにキスを何度も降らせ始める。 「んんっ……」 「ここには、僕たちが愛し合った証が息づいているし」  そう言いながら、今度は香澄のへそ周りを、涼は舌で愛し始める。 「ひゃっ、なっ!なんで舐め……」  涼にそういうことをされるのは、むしろ好きだと思う香澄だったが、寝汗をかいているのは分かっていたので 「き、汚いのでせめてお風呂入ってから……」  と、香澄はやんわり拒絶した。  涼にそんな風に愛されるのはむしろ好きだからこそ、こんなことで幻滅されたくなかったのだ。 「君に汚いところなんてどこにもないよ」  涼の攻めはどんどんエスカレートしていく。 「君は、僕の大好物なんだ。それが目の前にあるのに、どうして味わわずにいられるの?」 「そんなこと……んんっ」 「それにね、香澄……。君は、僕がこの子を産んだら僕が君を愛さないかもって思ったことが、とても心外だったよ。どうしてか、わかる?」 「え?」 「この子がこの世に生を受けて、君の中を味わう許可をもらえたら、どんな風に君を激しく愛そうかって……そんなことばかり、毎晩夢見てるんだ。おかげで毎朝、僕のはこうなって苦しいんだ」  そう言いながら、涼は香澄に自分の熱を触れさせた。
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