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「りょ、涼先生の愛を疑ってるわけじゃ」
「疑ってるよね」
涼は、香澄の膨れたお腹をさすりながら、今度はおへそのあたりにキスを何度も降らせ始める。
「んんっ……」
「ここには、僕たちが愛し合った証が息づいているし」
そう言いながら、今度は香澄のへそ周りを、涼は舌で愛し始める。
「ひゃっ、なっ!なんで舐め……」
涼にそういうことをされるのは、むしろ好きだと思う香澄だったが、寝汗をかいているのは分かっていたので
「き、汚いのでせめてお風呂入ってから……」
と、香澄はやんわり拒絶した。
涼にそんな風に愛されるのはむしろ好きだからこそ、こんなことで幻滅されたくなかったのだ。
「君に汚いところなんてどこにもないよ」
涼の攻めはどんどんエスカレートしていく。
「君は、僕の大好物なんだ。それが目の前にあるのに、どうして味わわずにいられるの?」
「そんなこと……んんっ」
「それにね、香澄……。君は、僕がこの子を産んだら僕が君を愛さないかもって思ったことが、とても心外だったよ。どうしてか、わかる?」
「え?」
「この子がこの世に生を受けて、君の中を味わう許可をもらえたら、どんな風に君を激しく愛そうかって……そんなことばかり、毎晩夢見てるんだ。おかげで毎朝、僕のはこうなって苦しいんだ」
そう言いながら、涼は香澄に自分の熱を触れさせた。
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