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マンションに着いて、鍵を開けて、サンダルを脱ごうとして──
「あ! あ……はあ……あぁ」
いきなり壁に押し付けられて唇をむさぼられる。
左足にサンダルを引っ掛けたまま。
酒臭い欲望を舌で押し込んでくる。
左手が服の上から胸を揉み、右手がタイトスカートを引き上げる。
彼の手と舌が、早く私を蹂躙しようと忙しなく律動する。
「あ……はあぁ。モトくん。生理中……ん、けど」
色気に欠けるサニタリーショーツを脱がそうとしてるから耳元で訴えてみた。
「いいじゃん。俺の家まで来たってことは美桜も欲しいんだろ? 今日がいいんだよ。逆に今日シないとできねえよ この前シたの二週間くらい前じゃね?」
女子の真ん中を示す破れ目を生地越しに擦られる。
指がショーツの輪郭をなぞり、三角形の左辺から滑り込む。
「汚れちゃう。あ、あん。ダメだよ。汚しちゃう」
「大丈夫だよ。あっち行こ」
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