1/6

20人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ

マンションに着いて、鍵を開けて、サンダルを脱ごうとして── 「あ! あ……はあ……あぁ」 いきなり壁に押し付けられて唇をむさぼられる。 左足にサンダルを引っ掛けたまま。 酒臭い欲望を舌で押し込んでくる。 左手が服の上から胸を揉み、右手がタイトスカートを引き上げる。 彼の手と舌が、早く私を蹂躙しようと忙しなく律動する。 「あ……はあぁ。モトくん。生理中……ん、けど」 色気に欠けるサニタリーショーツを脱がそうとしてるから耳元で訴えてみた。 「いいじゃん。俺の家まで来たってことは美桜も欲しいんだろ? 今日がいいんだよ。逆に今日シないとできねえよ この前シたの二週間くらい前じゃね?」 女子の真ん中を示す破れ目を生地越しに擦られる。 指がショーツの輪郭をなぞり、三角形の左辺から滑り込む。 「汚れちゃう。あ、あん。ダメだよ。汚しちゃう」 「大丈夫だよ。あっち行こ」
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加