第ニ章 

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『そんな事ありません、大丈夫です』 『ほんとo(^o^)o』 なんか可愛い。 それから何回もメールのやりとりを続けた。 すごく楽しかった。 『それでは、おやすみなさい』 『おやすみ(( _ _ ))また明日』 えっ?また明日?ちょっと期待した自分がいた。 次の日、私はウキウキしていた。 今日も真壁くんとメールが出来ると。 その夜も真壁くんからメールが届いた。 でも、待って、こっちは夜でも、アメリカは朝? 十六時間の時差があるんだ、と言う事は朝の五時。 私は仕事終わって寝るだけだけど、真壁くんは私とのメールのために朝の五時から起きて、私のメールの相手をしてくれているの? それから仕事行くんだよね。 どうしよう、すごい迷惑かけちゃってる。 『静香、お仕事お疲れ様、体調は大丈夫?』 『真壁くん、ごめんなさい、私』 『どうしたの?』
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