第ニ章 

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『そっちは朝の五時ですよね、私、そんな時間にメールしちゃって』 『ああ、大丈夫だよ、静香がゆっくり出来る時間がいいから(^_-)』 『でも……』 『今度、スマホの番号教えて、静香の声聞きたいな』 『はい』 『ほんと*・・*:*・’(*゚▽゚*)’・*:*・゜゚・*』 めっちゃ喜んでる。 私はいつの間にか、真壁くんのペースにはまっていた。 俺は気分が良かった、毎日四時に起きて仕事行く支度して静香とメールする。 それから仕事へ出かける。 夜は仕事から戻るのが十一時を回っている。 四時間の睡眠でどこまで持つか疑問はあるが、静香との時間は俺にとって極上の時間だ。 ある日、静香からスマホの電話番号が送られて来た。 俺は迷わず電話した。 「静香?」 私は真壁くんにスマホの電話番号を送った。 すぐにスマホの着信音が鳴った。 私はドキドキしながらスマホを握りしめて電話に出た。 「はい」
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