第四章

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しばらく沈黙になった。 私は時差ぼけで瞼が重たくて仕方なかった。 そのうち睡魔に襲われて、寝てしまった。 気がつくと、スマホを握りしめて眠っていた。 当然スマホは切れている。 時刻はお昼近かった。 どうしよう、おしゃべりの途中に寝てしまうなんて。 しばらくしてスマホが鳴った。 真壁くんからだった。 「おはよう、起きた?」 「ごめんなさい、寝てしまうなんて」 「大丈夫だよ、俺だって寝ちゃった事あったんだから」 「本当にごめんなさい」 「今起きたんなら、昼飯まだ食ってないだろう?一緒に食べようぜ」 「本当ですか、嬉しい」 「待ち合わせの場所をスマホに送るから」 「わかりました」 この時、私は完全に寝ぼけていた。 静香はアメリカにいるのか。 俺は敢えて、待ち合わせの場所をスマホに送った。 静香は来るだろうか。
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