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しばらく沈黙になった。
私は時差ぼけで瞼が重たくて仕方なかった。
そのうち睡魔に襲われて、寝てしまった。
気がつくと、スマホを握りしめて眠っていた。
当然スマホは切れている。
時刻はお昼近かった。
どうしよう、おしゃべりの途中に寝てしまうなんて。
しばらくしてスマホが鳴った。
真壁くんからだった。
「おはよう、起きた?」
「ごめんなさい、寝てしまうなんて」
「大丈夫だよ、俺だって寝ちゃった事あったんだから」
「本当にごめんなさい」
「今起きたんなら、昼飯まだ食ってないだろう?一緒に食べようぜ」
「本当ですか、嬉しい」
「待ち合わせの場所をスマホに送るから」
「わかりました」
この時、私は完全に寝ぼけていた。
静香はアメリカにいるのか。
俺は敢えて、待ち合わせの場所をスマホに送った。
静香は来るだろうか。
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