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私と翠
私の大好きだった人は
夏から秋にかけ季節が変わる頃
交番の前に投げ捨てられた。
彼女の身に何があったのか。
痛みに悶える中、彼女は何を
思っているのか。
彼女には夢があった。
自分の(美)を世に知らしめること。
インフルエンサーとして人気者になること。
結果として彼女の名前は世の中に
影響を与えることになる。
彼女が決して想像もしない理由で。
朝焼けが照らす駅のホーム。
大事なものが私の手から
放れていってしまった。
思い返そう。
今までの手の中にあった日々を。
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