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20221112
こんばんは。
昨日頂いたペコメを拝読し、武器と鎧の調達をと意気込んだ次の瞬間、それを着て動けるだけの体力を付けなきゃなぁと思ったねこまむです。
薙刀でも習えば、体力も付いて、戦闘力も増し、ついでに痩せて一石三鳥かも知れませんね。
まあ、暫くはこの世界に潜伏し、体を鍛えつつ、機会を伺おうと思います。
で、通常運転に戻ります。
今日、義実家に行き、夕飯をご馳走になりました。
食卓には立杭焼の洒落た花瓶が置かれ、山谷で採ってきたと思われる野草が生けられていました。
ススキとサネカズラに混じってもう一輪。
ショッキングピンクの毒々しい茎に濃い紫の実を付けるこの草は。
ん?んん?
こ、これは。。。
ヨウシュヤマゴボウ(毒草)ではないですか!!!
まあ、飾ってあるだけだし、綺麗と言えなくもないし。
でも、毒草が食卓にあるのって、なんか抵抗あるなぁ。
笹野さん(僕たちは恋をしないのヒロイン)だったら喜びそうだけど。。。
しかも私の席、ちょっと動いたら、ヨウシュヤマゴボウに触れそう。
うーん。ちょっと嫌かも。でも、そんなこと言うのもなぁ。。。
なんて若干のわだかまりを感じつつも、美味しく晩ごはんを頂きました。
そして、食べ終わった後、みんなで後片付けをしていたら、不意にお義父さんが、食卓に飾ってあった野草を指差しました。
「このススキ、綺麗やろ。近くの河原で採ってきたんよ。
こっちの赤い実はサネカズラ。そっちのはバジル」
「いや、バジルじゃないです。ヨウシュヤマゴボウです。毒草です」
私がかぶせ気味に否定した次の瞬間、お義母さんが叫びました。
「ええっ! 私、さっき、それの葉っぱ食べたで!
おとうさん! アンタ、食べられる言うたやん!!」
えっ! 食べたん?
驚きの目を向けると、お義母さんは不安そうに訴えました。
「そう言えば、口に入れたら、なんかピリピリしてん。
え、あれ毒なん? 私大丈夫なん??」
私の朧げな記憶では「食べたら死ぬ毒草」だったので、不安になって調べてみました。
結果、実や根には強い毒があるようですが、葉っぱは少ないみたいなので一安心。
しかも、お義母さんが食べたのは6時間くらい前。
ヨウシュヤマゴボウの中毒症状が出るのは、1〜2時間後との事だったので、まず大丈夫だろうという結論になりました。
取り敢えず、写真で植物を判別できるスマホアプリを各々のスマホにインストールし、使い方を覚えてもらいました。
いやぁ。
それにしても、何もなくて良かったです。
ちなみにこの後、義父母は
「アンタが食べれるって言うから」
「食べれるとは言うてへん。食べれそうやなと言うたんや」
「でも、バジルやって言うたやん」
「だって、バジル植えたとこに生えてたんやもん。バジルやと思うやん」
と、軽く言い争っていました。
皆さんも、どうぞお気をつけください。
バジルだと思ったその葉、実はヨウシュヤマゴボウかも知れません。
そんなこんなです。
ではでは。
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