138人が本棚に入れています
本棚に追加
「いや、もっと前から。一年の時から好き。純太だけがずっと好きだった、こんなん初めてだったよ」
「へ……あ、あ、だめだ凌平、イ、イくから、だめ、だめっ! んああ――……っ!」
そして衝撃のひと言と一緒に強くグリグリと凌平の硬いそれを擦り付けられて、オレはついにそのままイッてしまった。
パンツの中でびゅるびゅると溢れるのを感じながら、オレは凌平の上に崩れ落ちた。
息を整えようと必死なオレの頭を熱くて大きな手が撫でる。
「りょ、へい……は、あ、」
「純太、純太……」
「あっ、あ、あっ……耳だめ、だめ、おかしく、なる」
「ん、いいよ」
耳の中に差しこまれる舌の感覚に驚くほど体が跳ねる。
逃げようと首をひねっても、今度は反対の耳を攻められてしまう。
逃げられなくて、逃げたくなくて、また痛いくらいに勃ってしまう。
でも、でも……どうしても恥ずかしさは出ていってくれなくて。
決心できずにいるそんなオレに気づくところがやっぱり凌平だった。
「純太、じゃあ脱がなくていいから、そのまま一緒にしていいか?」
「そのまま……うん、いいよ」
オレだって凌平のガチガチのそれを放っておくつもりはなかった。
手でするのがいいかな、なんて思ったけど、凌平の提案は少し違うものだった。
そのまま一緒に、ってどうやるんだろう。
よく分からなかったくせに頷いたことを、オレはちょっとだけ後悔することになる。
最初のコメントを投稿しよう!