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奈都也さんは蓮人さんとの通話を終え、私に部屋に戻るように言った。
私も蓮人さんの真意を知り、部屋に戻って彼の帰りを待った。
「お帰りなさい…蓮人さん」
「麻…友」
蓮人さんは奈都也さんのアドバイス通り三本の向日葵の花束を持っていた。
三本の向日葵の花束の花言葉「愛の告白」
「これ…」
蓮人さんは私に花束を渡した。
「・・・私は花束ではなく、蓮人さんの言葉が訊きたい」
「あ…もしかして…麻友…奈都也といた？」
私は含み笑いで誤魔化した。
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