後悔~蓮人side~

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「おはよう…」 声を上ずらせて挨拶する麻友とは違い、俺の声は素っ気ない。 自分でも分かる。 美華さんの時のように俺と麻友の間に…障害はない。 俺の心の中にだって、麻友が居つき始めている。 なのに… 麻友もいつか他の女性たちのように俺の元からいなくなるそんな気がした。 「いつまで寝てるんだ?服を着たらどうだ?」 「あ、はい」 麻友は小さく返事した。 俺は先に寝室を出て行った。
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