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「…私、パンフレット見て思ったんだけど、すごく顔も綺麗で、身体も綺麗そうだったから…亮介くんは断れなくなるかもしれないよ?」
「え、ないよそんなの。笑理のほうがかわいいし」
「は、恥ずかしいこと言わないで」
「だって本当なんだけど。ご飯はもういい?」
「うん。あんまり、お腹空かなくて…」
「ならちょっと動く?」
「え?」
食べかけてるご飯には蓋して、笑理の方に移動して、隣に座る。
「亮介くん?どうしたの?」
「笑理、スーツ脱いで。触りたいな」
「…へ!?う、うん」
そっから盛り上がって、ご飯なんて食べてる暇なんてない。もやもやとしていたが、もう、笑理のこと以外なんにも考えられない。
くたくたになるまでやって、力尽きた。
なにがちょっと動くだよ…。がっついてんじゃん。
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