気になる

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「おかえりなさい」 「ご飯お待たせ」 笑理は風呂入って日記書いてた。遅くなってしまった。 「今日来た人も…もしかしたら亮介くんが好きなのかな?綺麗で…」 「あーえーっと、心配症な姉なんだよ。精神科医で、笑理が不安そうだから心配して来てくれたんだ。兄貴が連絡してて」 「そうなの!?すごい…もしかして、私の話をしてたから、慌てて外に出たのかな?」 「うーん、そうなのか?」 笑理に反応しすぎたからなぁ。 「でも、直接は話しにくいだろうし、俺になんでも相談してくれたら、碧唯さんに言うことにしたから」 「ありがとう…優しい」 「でー、ここを引っ越したら?って言われた」 「そうなの?」 「なんか、よくわからないけど、物件探してくれるとか。別に探してとは言ってないんだけど」 「え?お、お忙しいのに…私のためにってことかな?」 「たぶんそう。でも、無理に引っ越さなくていいよ。俺まだ次が決まってないし」 「それは気にしないで?」 俺が気になるんだけどなぁ。その後は、風呂入ってすぐ就寝。疲れた。
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