君に捧ぐ歌

4/7
前へ
/7ページ
次へ
彼は僕を選んで引き取ってくれた。 彼は僕の父親であり、母親であり親友だ。 暖かいお部屋と美味しいご飯と 何より心から慈しんで僕を大切にしてくれている。 僕のために夜もお仕事をしてくれ 僕を家族と言ってくれる。 どんなものも、どんな言葉も 僕の幸せな気持ち、彼を大切に想う気持ち、大好きだって言う気持ちも 相応(ふさわ)しくない気がしてくる。 世界一幸せだって言う事を、彼に伝えたいだけなのに。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加