Honeymoon 後編 【80,000スター御礼】

6/12
前へ
/134ページ
次へ
彼の腕が背中を抱き寄せ、角度を変えながらキスは続く。 するりと舌が入ってきて、私のを誘う。 …そういう時のキス。 着ていたカットソーの裾が持ち上げられ、頭から抜き取られる。 私も、彼のシャツを下着ごと脱がせてしまう。 下はいつもと同じ、白いキャミソールにブラだけど、彼はそれを上から触りながら、首筋に唇を滑らせて行く。 谷間の横あたりの膨らみに口を寄せ、チュッと赤い華を咲かせる。 「最近好きだね、これ」 「俺のもの、っていう印…?」 彼は一度顔を上げ、ニヤリと嗤う。 今の彼は、顎の下に整えられた短い髭がある。 「これを触ることのできるのは私だけ…」 彼の言葉に応えるようにそう言うと、背中をグッと抱き寄せられた。 「…妃奈が可愛いこと言うから、もう…、ほら…」 私の足の間に擦り付けられる、彼のモノ。 まだお互いにボトムスを履いたまま、少し身体を揺らせてそこを擦り合わせる。 なんて淫靡で、卑猥で、官能的なんだろう。 はぁ…と吐息が漏れてしまった。 「…妃奈も感じてるね。布越しでも分かる…」 …もう今夜は、恥ずかしくない。新婚旅行だもの。 さっき飲んだアルコールが、理性のタガをとっくに外しているのが分かる。 キャミソールの裾に手を掛け、さっとそれを脱ぐと、悠哉さんが切なそうな顔で見返してくる。 私は彼の手を、ブラの留め具に導いた。 背中の手が動いて、ふるりと現れた双丘に、彼が遠慮無くむしゃぶりついてきた。 ※この続きは、スター特典『蜜夜』でお楽しみください。
/134ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6674人が本棚に入れています
本棚に追加