一個だけ後悔…

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一個だけ後悔…

今は、いないお婆ちゃんの話しだけど、、、 母ちゃんのお母さんで、僕が初孫でとても可愛がってもらっていた。 母ちゃんが早く生んだ時には、お婆ちゃんが40才ちょっと過ぎだったから、生きていれば66才位。 亡くなったのが2年前の話しなんだけど、オレの子供を見たいって亡くなるまで言っていたらしい。 もちろん、お婆ちゃんにゲイである事は、言ってない…言うの苦しいから… 『生きているうちは、ひ孫の顔を見せてねっ!』 って、顔をくしゃくしゃにして笑顔を浮かべながら言うから、オレいつも辛かった… お婆ちゃん子だったし、でも…無理だった… お婆ちゃんには、もう伝えられない。 生きていても叶えられない… ゴメン…しか言えない。 こういうのは、辛いね… オレが悪いのか?親が悪いのか?って責めた時期もありました。 今だに答えは、出てこないけどね…
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