ヒナタカゲ

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「じゃあ約束ね」 「うん、約束」 夕暮れ時、小さな公園の真っ暗の中で二人は指きりげんまんをした。 初めてそうやって触れた互いの身体の一部に、二人はすぐに恥ずかしくなってそれをほどいた。 ただ、互いに、この思い出はもう忘れないと思っていた。  
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