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俺はどうしたら・・・・
どれくらい寝たのかわからないけど目が覚めたら部屋は薄暗くて周りがよく見えない・・・・・・
ゆっくり起きあがったら上半身裸・・・・・・寒くはなかったけど裸って・・・・・・他人の部屋で裸は拙い・・・・・下はどうかって布団をめくってみたらズボンはしっかり着ていて安心する。
ベッドから降りようと足をベッドの横に下す・・・・だが足が床に着かない・・・・・・このベッドそんなに高いのか?
ずるずるとゆっくり足を床へ着くまで腰をずらすとやっと足が床に着いた
ベッドから降りて壁際のカーテンを少しずらして外を見たら暗い・・・・・・7階から夜景が見た。
目をしっかり開けて見るとベッドの横にはソファーがあって壁際の棚には置物が置いてあるようだ・・・・・・ドアの方まで行ってノブを回す‥‥
ドアを開けて部屋から出たけどそこも薄暗い・・・・・・でも外からの灯りで部屋の中はわかったから壁のスイッチを探すけどない・・・・・・
その部屋から玄関・・・・・・っていってもこの部屋は玄関は無くエレベーターのドアが開くといきなり部屋だった・・・・・・エレベーターのドアの側まで行くといきなり部屋の灯りがともった。
部屋が明るくなったので何か着るものは無いかと思って見たけどなさそうだったのでバスルームへ行ってバスタオルを持ってきて肩に掛けた。
それからキッチンへ行って冷蔵庫から勝手にペットボトルの水を取りだす。
キッチンは洒落たアイランドキッチンになっていて誰が料理するんだか包丁とか鍋とかがピッカピカで置いてあった。
ペットボトルを開けようとしたけど右肩が痛くて左手だけでは開けられない・・・・・・ソファに座ってペットボトルを膝で挟んで左手一本で蓋を開けた・・・・・・やっぱり右手が使えないと不便・・・・・・。
水を飲んでるとチンと鳴ってエレベーターのドアが開いた‥‥…
俺は一気にこの場所が他人の家だったことを思いだしてソファから立ち上がった。
さっき白衣を着ていた男がラフな服装で歩いてくる。
「やぁー起きた、お腹すいたでしょ
すぐ作るから待ってて・・・・・」
「あのーそれより俺の服は何処に?裸なんですけど・・・・・」
「そうだったすぐ持ってきます」
そう言うと白いシャツを持ってきた、片腕だけ通すと右手は肩を覆う形でボタンを留めた。
それは俺の服じゃなかった・・・・・
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