『大好きな貴方に、捧げる歌』

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『大好きな貴方に、捧げる歌』

イントロが響く。 メロディが進んでいくにつれて、緊張も解れていく。 ライヴハウス化した体育館は、観客ならぬたくさんの同級生や後輩たちが熱心に視線を向けていて。 その中からふと、彼を見つける。 見てて。今日、貴方のために歌うから。 私らしい、真っ直ぐな歌を−−−−−
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