麻雀少女青春奇譚【財前姉妹】完結!

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第八局【運命の雀荘編】 ー前局までのあらすじー  麻雀部には今年も新一年生が加入。一年生、野本夏美は三人麻雀に長けていた。今まで研究していなかった三人麻雀の戦術を野本から学んでいき麻雀部はさらに強くなっていく。  一方、新人プロたちは新人王決定戦に参加。激戦の末に井川ミサトが新人王のタイトルを獲る! 登場人物紹介 財前香織 ざいぜんかおり 通称カオリ 主人公。女子大生プロ雀士。 読書家で書くのも好き。クールな雰囲気とは裏腹に内面は熱く燃える。 柔軟な思考を持ち不思議なことにも動じない器の大きな少女。 神の力を宿す。 財前真実 ざいぜんまなみ 通称マナミ 主人公の義理の姉。麻雀部部長。 攻撃主体の麻雀をする感覚派。ラーメンが大好き。妹と一緒に女子大生プロ雀士となる。神に見守られている。 佐藤優 さとうゆう 通称ユウ 兄の影響で麻雀にハマったお兄ちゃんっ子。 誘導するような罠作りに長けている。 麻雀教室の講師になることが夢。 竹田杏奈 たけだあんな 通称アン テーブルゲーム研究部に所属している香織の学校の後輩。ユウと仲がいい。いとこの竹田慎一は麻雀大会で優勝したこともある麻雀好きなプロ棋士。 佐藤卓 さとうすぐる 通称スグル 佐藤優の兄。『富士』という雀荘の遅番メンバー。萬屋の右腕的存在。 自分の部屋は麻雀部に乗っ取られているが全く気にしていない。 井川美沙都 いがわみさと 通称ミサト 麻雀部いちのスタミナを誇る守備派の女子大生プロ雀士。 怠けることを嫌い、ストイックに生きる。 中條八千代 なかじょうやちよ 通称ヤチヨ テーブルゲーム研究部所属の穏やかな少女 理解力が高く定石を打つならコレという判断を間違えない。 三尾谷寛子 みおたにひろこ 通称ヒロコ テーブルゲーム研究部所属の戦略家 ゲームの本質を見抜く力に長けていて作戦勝ちを狙う軍師。 倉住祥子 くらずみしょうこ 通称ショウコ 竹田アンナの同級生。ややポッチャリ気味の美少女。見た目通り、よく食べる。学力は高く常に学年上位だがそんなことには全く興味がない。天才肌。 浅野間聡子 あさのまさとこ 通称サトコ ショウコの親友。背が高くてガッチリした体格。中学時代はバレー部で活躍したが高校からは料理研究部に興味を持ち運動部はやめることに。運動神経よりも戦略や読みで活躍する頭脳明晰な元セッター。 woman カオリにだけ届く伍萬の付喪神の声。いつも出現するわけではなく、伍に触れた時だけ現れては助言をしてカオリを勝利へ導こうとするが最近はカオリが強くなったので出番は少ない。 ラーシャ ラシャの付喪神。マナミの成長をそっと見守る控えめな神様。たまにカオリとwomanには話しかけたりするがマナミには自分の存在を隠している。 萬屋勝 よろずやまさる 通称マサル 富士の遅番責任者。先見の明があるカンのいい雀士。スグルとはよいコンビとなり富士を共に盛り上げていく。 白山詩織 はくざんしおり 通称シオリ プロ雀士。女流リーグの覇者。判断力に長けており常に冷静。期待値計算の申し子。仕事はしっかりこなす優秀なスタッフだが基本的にやる気はない。ネギが苦手。 南上虎徹 なんじょうこてつ 通称コテツ 富士2号店の天才メンバー。攻守において優れており相手に読ませて手玉に取ることを得意とする。神目線の麻雀を打つ。人智を超えた超雀士。
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