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好きなんだ・・・・
ひとしきり学校の話が終わった時海が急に真剣な声で話す。
「棃音は彼女は居ないの?」
「今は・・・いない」
「ふ~ん前はいたんだ」
「いたよ・・・・・お前だっていたじゃん」
「居ないよ・・・・・・真剣に付き合ってないし」
「嘘つけ・・・・・中学の時家の前で抱き合ってたくせに・・・・」
「あれは違うよ・・・・・・あれは抱き合ってたんじゃなくて彼女が付き合わないなら理由を聞きたいってうちに来たから・・・・・・理由はないって言ったら・・・・・・私の事嫌いかって聞いてきて・・・・・・家まで来るようなことしてる時点で嫌いだって言ったら泣きだして抱き着いてきただけじゃん・・・・・」
「ふーんもてるんだね~~海は」
「棃音だって・・・・もてるじゃん・・・・・・俺部活の先輩に聞いたもん」
「はいはい・・・・もう寝るぞ」
「棃音・・・・・始めてキスしたのいつ?」
「えぇー覚えてない」
「キスしたんだ‥‥…その先は?」
「・・・・・・その先ってsexか?」
「うん」
「なんでお前にそんな事言わなきゃいけないんだ」
「したんだ・・・・・・」
「したよ・・・・・・ダメなのか?」
「いやだ・・・・・・・だって俺・・・・・・」
「なんだよ・・・・・・ませた高校生になりやがって・・・・・・昔は天使みたいに可愛かったのに」
「俺・・・・・棃音の事が好きなんだ・・・・・・だから・・・・・・・キスしないで」
「海・・・・・・・お前・・・・・・・」
「棃音・・・おれずっと棃音の事好きだった・・・・・・無視されても俺のこと見てくれなくても好きだったんだ」
「・・・・・・・」
海は起き上がると俺の上に身体を乗せてキスをした‥‥…激しくキスをしたかと思うと泣きながら俺の顔を抱きしめてくる。
熱い息が耳にかかって身体が反応するのがわかった・・・・・・
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