蜜月

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 空いている手で自身を掴まれて、一気に熱が上がる。 「空……空也……だめっ……ああっ」  空也が起き上がって、服を脱ぐ。  肌と肌が合う感覚に身体が反応する。  足を開かされて、自身同士を擦り合わされる。  胸を弄られて反応した先走りでヌルヌルと滑ってじれったい。 「空也……ああっ…あっ」  空也の手にまた握り込まれる。 「ああっ……」  上下に擦られるたびに声が上がる。  2カ月も触れられていないのに、身体は覚えているのか、自然と腰が揺れる。 「ああっ……ああああっ」  そんなに強く擦られてないのにイッてしまった。自分でもビックリして、反応が遅れる。  腹の上に散った物を空也が指ですくう。 「早いな……」  耳まで赤くなる。 「だ、だって……触るから……」  誰も触っていない。  空也だけ。空也だけ。  自身ですることもないから、本当に空也しか触ってないから……。 「責めてるわけじゃない」  指ですくった物を、後ろに塗り込まれる。 「んんっ……あんっ」  指が入ってくると同時に胸の突起を摘まれて、身体が撥ねた。 「ああっ……んっ…やぁっ」
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