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指が抜かれて胸の突起をまた弄られる。
空也の背中に回した指に力が入って、爪を立てる。
空也が腕を伸ばしてベッドサイドの引き出しを開けた。
「あ、私が持って……」
あの日シャツや金平糖と一緒に持っていった。
「片付けた」
空也が取り出す。
「よかった」
ほっとする。置いてきてしまったのかと不安になってしまった。
直樹君にでも見つかったら、もう二度と淳の部屋には行けない。
「余裕だな」
「な、何?」
チューブの蓋を開けて、手に流し出す。
その手が視界から消える。
「んんっ……」
中に指が入ってくる。
「ああっ」
内壁がうごめくのが分かる。2カ月も空いていたのに、身体は素直に反応してしまう。
指で入り口付近をぐるりと撫でられる。
「ああっ……やぁ……」
ギュッと指を締め付けてしまう。それをかき分けるように指が中に入ってくるのが分かる。
「ああっ……あっ…空也」
声が止まらない。
感じるところは知られていて、そこを重点的に攻められる。ユルユルと溶けてくる。
「初音……」
指で中を弄られて、空いている手が頭を撫でた。
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