蜜月

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 それに合わせるように、言葉が紡がれる。ゆっくりとした動きで出し入れされる。 「ああっ……空也…あああっ…やぁあっ」  ゆっくりとした出し入れから、入り口付近だけを擦られる刺激に変わって、奥が疼く。 「空也…もっと……」  腰がイヤらしく動く。  自分で止められない。  恥ずかしくて、目を閉じて空也にしがみつく。 「……空也……」 「可愛い」  ニヤッと笑う。 「ああああっ……やぁあああっ」  激しく突き上げられて、放ってしまった。 「何度イッてもいいから」  身体を撫で上げられてビクビクと震える。 「ああっ…あっ……空也…」  射精で締め付けた内壁がうごめいて空也を余計に感じてしまう。 「動いて……」 「ああ」 「もっと……ああっ……空也ぁ……」  優しく突き上げられて、後2回イカされた。  意識がなくなるほどの激しさは無かったが、全身から力が抜けて動けない。  空也に腕枕をされたまま閉じそうになる瞼を必死で開ける。 「寝ていいぞ」  空也に頭を撫でられて、引き込まれるように眠りに落ちた。  身体中が空也で満たされて、こぼれ落ちる。  だから余計に甘えたくなる。  甘い雰囲気に包まれていた。
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