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16【ヤンデレに監禁された天然ちゃん】 「ん……うーん……ここは、どこでしょう?」 【ドアの開く音】 「あ、こんにちは〜。よかったぁ、君がいて。私、たぶん迷子になって寝ちゃったんだと思うんだけど、ここ、どこだか分かる?」 「え? え? なんで笑ってるの? 私、またおかしなこと言っちゃった?」 「カンキン……? 君が、私を……? 私って、換金したらいくらになるの?」 「そのカンキンじゃない? えっとぉ、他にカンキンってあったっけ?」 「閉じ込める? あぁ! 確かにそんな意味もあったね!」 「あれ? でもなんで私は君に閉じ込められてるの?」 「好きだから? ……ずっと、見てほしい? じーっ……」 「何してるのって、君が見てほしいって言うから、見てるんだよ。よく見たら君って、まつ毛長いんだね〜」 「え? 私が君をどう思ってるか? 私も君のこと、好きだよ。だから、両想いになれて嬉しいなぁ」 「あれ? お顔赤いよ? 熱出ちゃった? え、ちょっと、なんで笑うの?」
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