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3【クリスマス、年上彼女】
彼女:「メリークリスマス! 今回は君が二十歳になって初めてのクリスマスだから、特別にとっておきのシャンパン用意しといたの」
彼女:「そんなに身構えなくても、クセがなくて飲みやすいやつ選んだから、大丈夫よ」
【シャンパンを開ける音、グラスに注ぐ音】
彼女:「乾杯。……どう? 美味しい? ふふ、気に入ってくれたみたいでよかった」
彼女:「あ、こらっ。 美味しいからって一気に飲んじゃダメでしょ。あぁ、もう、顔が赤くなって……」
彼女:「はい、シャンパンはもう没収。……やだじゃないの。これ以上酔ったらクリスマスどころじゃなくなるでしょ?」
彼女:「それに……(キス音)どうせ酔うなら、私によって欲しいの」
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