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449【紳士的な殺人鬼】
「そんなにボロボロになりながらも、まだそのような目ができるのですか……。Excellent」
「ふふ、こんなに胸が躍るのは、いつ以来でしょうか?」
「時に、あなたは月夜に悪魔と踊ったことはありますか?」
「——そうですか、今夜が初めてですか」
「Amazing……。あなたの初めてのお相手になれて、光栄ですよ」
「楽しい夜は始まったばかり」
「あなたの血で、月を真っ赤に染めてみせましょう」
「どうか朝までお付き合いください」
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