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454【愛してるからサヨナラ】  「ねぇ、もう別れましょう」 「あなたのことは好き、愛してるわ。けど、もう限界なの……」 「独りの時間は、もう嫌……。怖くて仕方ないの」 「あなたにとって、この3日間は、夢を叶えるための大事な3日間だった」 「私にとって、この3日間は、孤独との戦いだった……」 「——友達? 友達は大事だけど、この孤独は、友情で埋められるものじゃないの」 「この孤独は、あなたの愛じゃないと埋まらないのよ」 「ここまで言って、まだ分からない? 私達、追いかけるものが違いすぎたの」 「私の夢は、好きな人と一緒にいること」 「あなたの夢は、画家になること。あなたの夢に、私は入れない。必要ないの」 「3日でこんなに苦しいのに、2年も待てないわ」 「だから、サヨナラ……。愛してる」
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