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456【弱者の誓い】
「確かに、私は弱い。弱さ故に、敵であるあなたの配下になりました」
「ですが、弱いこの心で誓ったのです。もう、彼らを裏切らないと」
「ですから、私はがあなたの元へ戻ることはありません」
「——えぇ、あなたはとても強く、恐ろしい存在です」
「ですが、彼らを裏切る苦痛に比べれば……」
「いいえ、比べるまでもありません。私の答えは、揺るぎませんので」
「人は、恐怖だけで縛れるものではないのですよ」
「では、私はこれで。次は、戦場でお会いしましょう」
「あなたは、私が必ず討つ」
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