991〜1000

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991〜1000

991「そう思い込みたいだけだね。君は人に嫌われるのが怖いんだ。不完全になるのが怖いんだ。だから媚びる。勉強だって、そのひとつに過ぎない」 992「あっそ、サンドバッグの名前は覚えてないんだ。まあいいや、今はその話は重要じゃない。君が本田正孝を殺したって話をしてるんだから」 993「いじめから助けたのは、疑いの目が向けられないため。いじめられっ子を助けた優等生が、その子をいじめるだなんて、誰も思わないから」 994「痴話喧嘩は終わりましたか?」 995「そんなに仲睦まじく見えるなら嬉しいなぁ。さて、話を戻そうか」 996「そうそう、本田くんの遺体を調べたら、爪に皮膚片が残ってたって。きっと自分を縛り付けて放置しようとした犯人を、どうにかして止めようとしたんだね」 997「あぁ、その前に君はもう自供したようなものなんだけどさ。どうする? 話を続ける?」 998「離せぇ! 俺は神だ! お前らが触っていいわけないだろうがぁ! テメェらも選別して捨ててやる!」 999「ひとつ、いいことを教えてあげる」 1000「そんなことより所長、俺達頑張ったんですからご褒美に美味しいもの食べさせてください」
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