バー喫茶とマスター執事

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 「やだよ!なんでどっかのRPGにでてきそうなキャラクターの名前のような呼び方で呼ばなきゃなんないんだよ!」と突っこむ。  「まあまあ、先輩、椅子に座ってください」  なにごともなかったように言われとりあえずイスに座る。メニューを見るとマスター執事の日替わりディナーというのが目に入った。   「じゃあ、このマスター執事の日替わりディナーで」  「かしこまりました」  5分後  「お待たせしました。華麗なる辛ーカレーでございます」  いきなりダジャレ通しの料理がでてきたぞ、本当に大丈夫なのか?と俺は不安になった。 しかし、隣にいる日々はまったく気にするそぶりも無く、カクテルを飲んでいる。  まあいい、しかたないからとりあえず食べるか。何の期待も無くカレーを口に持っていく。「!!」その瞬間、俺の口の中に電撃がはしった。それは、もはや辛さを超え、激痛が口の中を襲った。  「辛っ、本当に辛っでもぜんぜん美味しくない!」急いで水を流し込み、「あの、マスター執事さん」 「さんはいりません」
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