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番外編7:ゴウキと一緒なら(ゴウキ×あられ)
番外編7:ゴウキと一緒なら(ゴウキ×あられ)
※会話文のみ
In塾
ゴウキ(休み時間とかいらねーから、早く授業終わんねーかな。早くあられに会いてぇ)
女子「ねぇ、聞いてよ」
女子「なに?」
女子「私の彼氏がさぁ、絶対に会う度にヤりたがんの」
女子「うわぁ」
女子「デートとか本当に雑でさ。なんならすぐに家に来たるからね。うち、基本親居ないからさ」
ゴウキ(んーー?)
ーーーーあられん家、今日親居る?
ーーーー居ないよ!
ーーーーじゃあ、あられん家行こうぜ。
ーーーーうん!
女子「確実にヤる為だけに惰性でデートしてるねぇ」
女子「でしょ!?しかも最近とか、会話すら雑だから!私しか喋ってないから!?」
ゴウキ(待て…違うんだ!)
ーーーーゴウキ!今朝、コンビニでハラムさんに似た人見つけたんだ!
ーーーーそうか(あられ、可愛い)
ーーーー本当に似てたんだ!だから、今度そのコンビニ一緒に行こ!
ーーーーああ(抱きたい)
ゴウキ(あられが可愛いから!意識がソッチに集中しちまうだけで、聞いてない訳じゃねぇんだよ!)
女子「最初は私も求められてるんだって思えて嬉しかったけど…。最近、コレってもう体目当ての、ヤり目じゃんって思えてきてさ。うちとか完全にラブホ代わりだし」
女子「ソレ私だったらムリ」
ゴウキ(違う違う違う!あられが居てこそだから!?ヤるのだけが目的じゃねぇから!あられ目的だから!)
女子「最近、ゴムも付けずにヤろうとするし……」
女子「それ、マジでヤバいって!別れた方がいいよ!」
女子「だよね!?」
ゴウキ(それはクズだな!俺は絶対付けるし!)
女子「まぁ、ゴムの事は言ったら、納得してくれたけどさ」
女子「あ、分かってくれたんだ。良かったじゃん」
ゴウキ(…)
女子「でも、もう私も会う度にヤるの嫌だから別れようかなって思ってる」
女子「それが良いかもねー。会う度とかダル過ぎ」
ゴウキ(…俺は、会う度にヤってるワケじゃ…)
ーーーーあられ、家行っていいか?
ーーーーあられ、今日親居る?
ーーーーあられ、今日俺ん家親居ねぇから。
ゴウキ(…)
女子「別れよってラインしたわ」
女子「はやっ。ウケる」
ゴウキ「っ!」ガタン!
女子「っへ?」
女子「ゴウキ?」
ゴウキ(あられ…待てよ!俺は体目当てじゃねぇからな!俺はっ!違う!)バッ!
女子「ちょっ!ゴウキ!もうすぐ授業!ゴウキってば!」
女子「最近ゴウキ君、サボり多いよねー」
ーーーー
ーー
Inコンビニ
ゴウキ「あられっ!」
あられ「あれ?ゴウキだ!今日は早かったねー!」
ゴウキ「(あられ、豆乳飲んでやがる…可愛い過ぎだろ)じゃねぇっ!」
あられ「っえ!俺、何か間違った?え?」
ゴウキ「あられ、俺はな?お前の体が目的なワケじゃねぇ。俺の目的はあられだ」
あられ「??」
ゴウキ「(全然分かってねぇ…可愛い)じゃなくて!俺、最近、普段はあんま喋ってなかったかもしんねーけど、それは…お前の話を聞くのが好きで…だから、」
あられ「ゴウキ、喋ってくれてるよ」
ゴウキ「あ。そ、そうか?」
あられ「うん!ゴウキはたくさん話しかけてくれるじゃん!」
ゴウキ「え?そんなに俺、話かけてたか?」
あられ「うん!ココが気持ちいんだろ?とか、どこが気持ちいか言え、とか!」
ゴウキ「んーー?(それって、もしかして)」
あられ「それに、色々俺が分かってない、俺の体の事もたくさん教えてくれるよね。へへ」
ゴウキ「お、おい。あられ…声を少し、」
あられ「俺の体のココは喜んでるぞ、とか、ここがお前の良い所だ、とかさ」
ゴウキ「ちょっ!」
あられ「俺、自分の体の事なのに、ちっとも自分のキモチイイ所とか分かってなかった。ゴウキは頭が良いから教えるのも上手だなぁって、ずっと思ってた!」
ゴウキ「あられー!出るぞーー!(っべぇ!)」
あられの中では言葉責めも、れっきとした会話であり、コミュニケーションとして捉えられています。そもそも、言葉責めの概念などない。
ゴウキ(あられにとって、アレもお喋りになんのか……可愛過ぎだろ。絶対今日も抱く)
あられ(ゴウキ、今日も楽しそうだなー!)
ゴウキと一緒なら何でもいい!
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