番外編7:ゴウキと一緒なら(ゴウキ×あられ)

1/1
前へ
/34ページ
次へ

番外編7:ゴウキと一緒なら(ゴウキ×あられ)

番外編7:ゴウキと一緒なら(ゴウキ×あられ) ※会話文のみ In塾 ゴウキ(休み時間とかいらねーから、早く授業終わんねーかな。早くあられに会いてぇ) 女子「ねぇ、聞いてよ」 女子「なに?」 女子「私の彼氏がさぁ、絶対に会う度にヤりたがんの」 女子「うわぁ」 女子「デートとか本当に雑でさ。なんならすぐに家に来たるからね。うち、基本親居ないからさ」 ゴウキ(んーー?) ーーーーあられん家、今日親居る? ーーーー居ないよ! ーーーーじゃあ、あられん家行こうぜ。 ーーーーうん! 女子「確実にヤる為だけに惰性でデートしてるねぇ」 女子「でしょ!?しかも最近とか、会話すら雑だから!私しか喋ってないから!?」 ゴウキ(待て…違うんだ!) ーーーーゴウキ!今朝、コンビニでハラムさんに似た人見つけたんだ! ーーーーそうか(あられ、可愛い) ーーーー本当に似てたんだ!だから、今度そのコンビニ一緒に行こ! ーーーーああ(抱きたい) ゴウキ(あられが可愛いから!意識がソッチに集中しちまうだけで、聞いてない訳じゃねぇんだよ!) 女子「最初は私も求められてるんだって思えて嬉しかったけど…。最近、コレってもう体目当ての、ヤり目じゃんって思えてきてさ。うちとか完全にラブホ代わりだし」 女子「ソレ私だったらムリ」 ゴウキ(違う違う違う!あられが居てこそだから!?ヤるのだけが目的じゃねぇから!あられ目的だから!) 女子「最近、ゴムも付けずにヤろうとするし……」 女子「それ、マジでヤバいって!別れた方がいいよ!」 女子「だよね!?」 ゴウキ(それはクズだな!俺は絶対付けるし!) 女子「まぁ、ゴムの事は言ったら、納得してくれたけどさ」 女子「あ、分かってくれたんだ。良かったじゃん」 ゴウキ(…) 女子「でも、もう私も会う度にヤるの嫌だから別れようかなって思ってる」 女子「それが良いかもねー。会う度とかダル過ぎ」 ゴウキ(…俺は、会う度にヤってるワケじゃ…) ーーーーあられ、家行っていいか? ーーーーあられ、今日親居る? ーーーーあられ、今日俺ん家親居ねぇから。 ゴウキ(…) 女子「別れよってラインしたわ」 女子「はやっ。ウケる」 ゴウキ「っ!」ガタン! 女子「っへ?」 女子「ゴウキ?」 ゴウキ(あられ…待てよ!俺は体目当てじゃねぇからな!俺はっ!違う!)バッ! 女子「ちょっ!ゴウキ!もうすぐ授業!ゴウキってば!」 女子「最近ゴウキ君、サボり多いよねー」 ーーーー ーー Inコンビニ ゴウキ「あられっ!」 あられ「あれ?ゴウキだ!今日は早かったねー!」 ゴウキ「(あられ、豆乳飲んでやがる…可愛い過ぎだろ)じゃねぇっ!」 あられ「っえ!俺、何か間違った?え?」 ゴウキ「あられ、俺はな?お前の体が目的なワケじゃねぇ。俺の目的はあられだ」 あられ「??」 ゴウキ「(全然分かってねぇ…可愛い)じゃなくて!俺、最近、普段はあんま喋ってなかったかもしんねーけど、それは…お前の話を聞くのが好きで…だから、」 あられ「ゴウキ、喋ってくれてるよ」 ゴウキ「あ。そ、そうか?」 あられ「うん!ゴウキはたくさん話しかけてくれるじゃん!」 ゴウキ「え?そんなに俺、話かけてたか?」 あられ「うん!ココが気持ちいんだろ?とか、どこが気持ちいか言え、とか!」 ゴウキ「んーー?(それって、もしかして)」 あられ「それに、色々俺が分かってない、俺の体の事もたくさん教えてくれるよね。へへ」 ゴウキ「お、おい。あられ…声を少し、」 あられ「俺の体のココは喜んでるぞ、とか、ここがお前の良い所だ、とかさ」 ゴウキ「ちょっ!」 あられ「俺、自分の体の事なのに、ちっとも自分のキモチイイ所とか分かってなかった。ゴウキは頭が良いから教えるのも上手だなぁって、ずっと思ってた!」 ゴウキ「あられー!出るぞーー!(っべぇ!)」 あられの中では言葉責めも、れっきとした会話であり、コミュニケーションとして捉えられています。そもそも、言葉責めの概念などない。 ゴウキ(あられにとって、アレもお喋りになんのか……可愛過ぎだろ。絶対今日も抱く) あられ(ゴウキ、今日も楽しそうだなー!) ゴウキと一緒なら何でもいい!
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

154人が本棚に入れています
本棚に追加