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巡るめく星々の間を掻い潜り私は生命体が居る銀河を足早に駆け巡った。
しかしながら私の代わりと成りうる生命体がなかなか見つからない。私は焦った。この私を生み出したであろう、この全宇宙は私に休ませまいとしているのか?私はただ一時、自由な時間が……伸び伸びと出来るライフスタイルが欲しいだけなのに?
それでも私は諦めず辛抱強く私に匹敵する生命体が見つかるまでは……と走り回った。
するとだ。
一つの銀河に辿り着いた。
その銀河の内情は規律正しく星々が横転している。
ほう……こんな銀河があったのか。
私は自分の記憶を巡らせたが覚えていない。
取り敢えず潜入してみよう。
私は何故かしら高鳴る気持ちを抑え、その銀河に突入した。
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