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腹を見せる相手の腹を槍で突けるのか?私は一億円で鈴木雄輝を1人前の腹芸人に仕立て上げることにしたのだ。「情勢渦に腹芸とはな…空輝直筆のこの御顔…。」雄輝は苦笑いを通り越し、泣いていた。「切腹と言う覚悟故に腹を割って話す。私はそう思うんだよ。」力作にしたい。黒のマーキーペンで私はぶよぶよの雄輝の腹に顔を描いた。「ノーギャラで構わないよ。空輝。お前とは面接を介して、膝を付き合わせ話し合った仲だしな。あっははっ!これはパフォーマンスなんか?」雄輝は擽ったいのか。高笑いをしていたのだった。
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