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deadamusement park 4話
「寝床がないのか」
「もう一つ聞きたいことがあるんだけど。」
「なんでしょうか」
「僕達は監視されているんですか?」
「はい」
執事はごまかすこともなくキッパリと答えた。
僕達は門から少し離れて話し合った
「やっぱり監視されていたんだ」
「監視カメラが見当たらないけど」
「本当に監視されているのか脅しなのか分からないけど注意するのに越したことはないよ」
「今は夜だけど何か来る気配もないよ」
「音も静かだし」
僕達は一日中身構えててたせいで寝不足になっていた。
「結局何も出てこなかった」
「何でだろう」
「僕の推測だけどここに来て牢屋に捕まった人が今日食べられず予定だったのかも知れない」
「でも今の事実は怪物たちは夜にしか現れないそして今夜は現れなかった。それが事実だよ」
「これ以上考えても事実は変えられないからね。」
「少しの間だけでも寝たいんだけど」
「そうだね」
「5時間ぐらい軽く睡眠を取ろうか」
僕はスマホのタイマー機能を使って5時間後にアラームがあるようにセットした
5時間後
「おはよう」
僕はスマホを見た
「えっ。」
「僕達は6時にタイマーをセットしたはずなのにタイマーの時間と25分早くなってる?」
「ほんとだ」
「5時間のタイマーをしたってことは1時間に五分早くなっているってことだよ」
「この遊園地の次元を変えることができるならそのぐらいできても不思議ではないけれどそんなことをする必要があるのかな?」
「そもそも夜にしか怪物が現れないって言うのもおかしいよ」
「確かにそうだね、ここの次元を変えることができるのなら朝や昼がある意味がない」
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