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仕事が終わるのが待ち遠しいと思うなんて。
そもそも残業をしていたのは睦月との時間を過ごすためであり、これからは他人の仕事をしてまで手に入れる必要はない。
睦月は恋愛経験のない男に対しても遠慮はない。部屋に入るなり深く口づけされ、足腰に力が入らなくて倒れそうになる森村の腰へと手を回してベッドまで連れていかれた。
あっという間に服を脱がされたかと思えばあっちこっちにキスをし、優しい手つきで体を弄られて高まる熱と欲がもっと刺激を求めてる。
「足、開きますよ」
片足を睦月の肩の上にのせ、大きく股を開いている。体のあっちこっちを触られ、お酒を飲んで酔ったかのようだ。
何をされてもかまわないとそう思っていた。
「森村君の可愛いところ、丸見えですよ」
だが後ろを押され、夢から一気に冷めて自分が恥ずかしい格好をしていることに目を見開く。
「や、社長、そんなとこ」
身を起して睦月を止めようと手をふるう。後ろの穴など見るものじゃない。ましてや指で押すなんて。
「今更、怖いとか嫌だとか言わないでくださいね。私のは臨戦態勢に入っていますからね」
そういわれて下半身のへ視線を向ければ立派にそり立ったものが目に入る。
「ひぃ」
まさかあれを後ろへと入れる気か。
「無理無理無理」
触りあって気持ちよくなるのはいい。だがあれは入らない。絶対に裂ける。
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