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ぐっと布団を握りしめていれば、睦月のモノが奥の深い所まで入り込んだ。
「つながりあいましたね」
そう言われてホッとするのもつかの間。
「動きますよ」
と、先ほどまで指で散々弄られた森村の弱い個所を激しく突かれ、何ともいえぬ快感が一気に襲い掛かる。
「あっ、あぁ、ん、そこはっ」
「ん、そんなにしめつけてきて。私のを搾り取ろうとしているんですか」
いやらしい子ですねと優しい口調で言うが、中をつく睦月は激しい。
このままでは壊れてしまいそうなのにやめてほしくない。
「もっと、ほしい」
「おねだり上手ですね」
入れたまま体制をかえられ向かい合う形となり口づけをされながら突き上げられる。
「ふぅ、ん」
舌を絡められてくちゅくちゅと上から下からと淫らな水音が聞こえ、更に欲を掻き立てられる。
高みにのぼり自分から放たれたもので腹を濡らし、睦月の欲は森村の中へと放たれた。
「熱い……」
今だつながったままの状態で汚してしまった箇所を拭うように手で触れれば、その手を掴まれて押し倒された。
「社長」
「足りません」
そう、目をギラつかせながら口角をあげる睦月はまるで獲物を狙う雄だ。
ゾクゾクとする。
「いい、ですよ。俺の、広がっちゃってますし」
そう言いつつ、愛しい男がくれるあの快感を今一度味わえると思うと体の芯が痺れてくる。
腕を背中に回して睦月の唇に軽く口づけすれば、そのまま口内を貪られた。
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