Forever friends 〜私達は永遠に友達〜

第二話『暗号の答えは…？』

「つまり？」「♡の中…つまり、この紙に書いてあるハートの中に書いてある文字を読めばいいんだよ！」「あ〜！読んでみて？」
「えーっと…『たからばこ』になるね。」
「お〜！」「でも、宝箱ってどこ？なくね？」

ボトッ
「ん？なんか、箱がふってきたんだけど！」「え？何あれ？ドローン？？」「じゃあ、人がいるのかな？」「まぁ、とりま開けてみよ！」

パカッ
「なにこれ？」「あ！これ、ナイフじゃない？」「あ！本当だ！これで、脱出？ができるってことなのかな？」「えーっと…一応、中に入ってるもの言うね。」「うん！」「ナイフ・きりもみ式の火おこし器・汚れたペットボトル・調味料（砂糖・塩・酢・醤油・味噌）だね。」「お〜！意外とたくさん入ってる！」「うんうん！火おこし器とか初めてみた〜！」「でもこれ、めちゃクソ疲れるらしいね。テレビで見たことある。」「ねぇ、それより喉乾いたんだけど…」「そうだね…」「じゃあ、水とるか！」「水をとる？」
「うん！適当な泥水かなんか拾ってきて。じゃあ、メンとミルで！」
「あ、おけ！」「じゃあ、力の強い、私とあいは火起こししますか！」「火起こしとかしなくて、よくね？？」「はぁ。煮沸しないと水が飲めないでしょ！」「そっか〜！で、あめちゃんは？」「じゃあ、ペットボトルとか竹とか使えそうなものをとにかく持ってきて！」「あ、うん！！」「じゃあ、あい、始めるよ！」「うん！」

ーーメン&ミルーー水を取りに行くグループーー
「ミル〜！そっち、ある？」「ないな〜」「泥水だからすぐ見つかる〜って思ってたのに案外見つからないもんだね。」「うんうん。早く、終わらせたかったのに…！」そう話しながら、歩くこと数分…「あ！！水溜りがあったよ！！」「え！？マジで！？」「ほらほら！あっち！」「本当だ！早速、取りに行こ！」タッタッタ👣
「うわっ！汚な！」「うわ〜！触りたくないわ〜」「でも、頑張るしかない！」そうして…「できた〜！」「それにしても、汚いね…ｗ」「それな〜。これが、本当にきれいになるのかな〜？」「よし！じゃあ、戻ろっか！」「そうだね！」

ーーここ&あいーー火起こしグループーー
「はぁ。疲れそうだな〜」「そうだね〜！でも、やるしかない！！」「えーっと…この棒と下の板をこすりつけるんだよね？」「そうそう。それで、火の種ができたら、麻でつつんで、息を吹き込めば、完成！！」「よし！頑張ろ！」数分後…
「はぁ。はぁ。」「疲れた…」「もう、無理だよ…」「でも、メン達も頑張ってるんだから、私達もやらないと！」
数分後…
「あ〜！もう、無理だ〜！」

その時…！ヒラヒラ〜（何かが落ちてくる）
「ん？なにこれ？紙？」「なんかしらの紙っぽいね。でも、なんだろ？？」「なんて書いてるの？ここ、読んでみて！」「おけ！えーっと…表紙には」

《火起こしのポイント》
「って書いてあるよ！」「え！？マジで！？ありがたいんだけど！」「ちょっと、読んでみよ！」
数分後…
「ふぅ〜！読み終わった〜！」「大体、理解できたわ〜！」「じゃあ、早速やってみよ！」「じゃあ、最初はここからやるね。最後はあいが決めて。」「う、うん！」
数分後…「はぁはぁ…あと少し！そろそろ、あいお願い！」「うん！」
数分後…「よし！火の種ができてきたよ！」「じゃあ、そろそろフーフータイムだね！」「うん！」「フーフー」「ロングブレスだよ…！」「フーーフーー」「もうすぐ…！頑張れ…！」「フーーーー」
バッ🔥
「わ！ついた〜！」「やった〜！」

ーーそして数分後ーー
「みんな〜！」「あ、ミル！メン！」「うわ〜！ついたんだ！」「うん！」「すごくない！？どうやったの！？」「えーっとね…なんか悩んでたら、この紙が落ちてきて、ここにポイントとか書いてあったんだよね〜！」「え〜！そんなことあるんだ！」「本当にそれな〜！」「みんな〜！」「ん？あ、あめちゃん！」「どのぐらい、集まった？」「こんな感じ。どう？」「お〜！結構、集まったじゃん！色々、あるもんだね〜」

ーー次の日ーー
「ん〜！え？ここはどこ？ってそういえば私達、無人島で寝たんだった…」「あ！ここ！」「ん？みんな？どうした？」「ここ、起きるの遅すぎｗ！もう、みんな集まってるよ！」「え！？マジで！？今、起きる！」「よし！じゃあ、全員集まったことだし、作戦会議でもしますか！」「そうだね！」「で…やっぱり脱出が最優先だよね…！」「うん。じゃあ、まずは探検でもしますか！」「なんで！？怖いんですけど！」「でも、食べ物とか…脱出するためのものを探さないと、何も始まらないよ。」「そ、そっか…」「うん！じゃあ、みんなで行こうよ！怖がってても仕方ないよ！なにより、仲間がいるんだから、大丈夫でしょ？」「うん！そうだね！」

こうして、私達は森へと向かった。
しかし、この後色々な悲劇が起こることはまだ誰も思ってもいなかったのであった。

ーー第二話完結ーー第三話へ続くーー