第七話『おばさん、ありがとう。』

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第七話『おばさん、ありがとう。』

「え?ゆかさん?」「まだ、諦めてないよ…!やっぱり、お前らを見てると殺したくなる。本当は殺し合いをさせたかったが…もう無理だ。もう、お前らを殺してやる…!」「え…?」「ぼーっとしてる間に殺しちゃうよ…!🤜」「痛って!なにすんの!?」「せっかく殺すなら、ナイフで一気に殺すより、殴ったり蹴ったりして、苦しめてから殺す方がいいだろ?」「…そっちがその気なら…こっちも!🤜」「クッ💢こんなのしてる暇ねぇ。いくぞ!🤜🤜🤜」「痛った!」「うちらもやらないと…!」「うん…!みんなやろう!」 数分後… 「はぁはぁ。やっぱり、無理だ…」「最近、運動してなかったから…」「ていうか、なんでおばさんなのにそんな動けんのよ…!」「ここで体力をつけてたからね…!そこらへんの若者に負けない自信はあるわよ。」(どうしよう…このままだと確実に負ける…そして最終的には…死…)(いや!絶対に私達の友情を見せつけてやるんだ…!)「みんな…いくよ!」「うん!!!!」 タッタッタ👣 「🤜🤜🤜🤜🤜」「ク、クッソ…!でも、親友がいないとなにもできないクズと私は違うんだよ!🤜」「ミル、危ない!」「えっ!」「よ、避けられたか…」「メン!」「ここ、OK!」「???」 タッタッタ👣 「あの…ゆかさんって…クズですよねww」「うんうんwクソすぎるww」 パチッ👀(あいとミルに目を合わせる) 「お前らな…調子乗ってんじゃ…」「🤜🤜」「ウッ!」「よそ見させる作戦大成功!」「お前らな…!作戦会議なんて…してなかったじゃない…!」「メンにはコソッと話して…あいとミルにはなんとなく察してもらいました。目を合わせてね。」「…こんなんで諦めるとでも思うか…!🤜」 サッ(避ける) 「今だ!」 ガッ🤝(ゆかの手を掴む) 「は!?離せ!クソガキ!」「あい!」「うん!」 ガッ🧵(ロープで手を縛る) 「お前ら…!」「どうしました?あなたから、やってきた事ですよ?」「・・・」「ほら、うんとかすんとか、言ってくださいよ…!」「…はぁ。もう、私の負けだよ。君たちの友情にはかなわない。」「え…?」「君たちを見てると思うよ…私とはなの友情は薄っぺらいものだったな〜って。」「・・・」「君たちの言ったように、もう私は空から見守ることにするよ」「そう…ですか…」「最初…私達が仲良くなったあの日から、はなは私の事を殺すつもりだったんだよね…」「それは違うと思います。」「え…?」「はなさんは…ちゃんと理由があって、ゆかさんをいじめたり、殺したり、したんだと思います。」「…本当にそうなのかな…(´;ω;`)」「きっと、そうだと思います。私達だって、今から殺したい!なんて思いもしませんもん。」「きっと、なにがあってもこの5人だと思います。」「うん…君たち…本当にありがとう…」「いえ、私達はなにも…!」「君たちは、明日には元の家に戻ってると思うから。」「…はい!」「あの…はなさんのお写真って見せてもらえますか?」「あ、これです!」「ありがとうございます!」 「…じゃあ、私はもう消えるね。でも、君たちが呼びたい時。一回だけ、行くよ。じゃあね!!」 「はい!!!さようなら!!!」 ーー第七話完結ーー最終話へ続くーー
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