鈍間遅尾は実は学園一、頭が切れる

プロローグ

ここは桜々坂学園、高校生が通う全寮制の学校だ。しかし、普通の学校では無い。

世界探偵育成連合の日本支部、いわゆる日本にある探偵学校だ。

この桜々坂学園では日本各地で活躍している中学生探偵、または親が探偵あるいは警察関係者の子らがこぞって入学する。

入学試験では、探偵としての素質や問題など問われないものの、大学入試レベルの問題が出される。

なぜかって?高校では、探偵にするのに特化した勉強をするため普通の勉強はしないからだ。

冒頭に全寮制といったが、それだけではなく連絡手段も絶たれる。

もちろん親との連絡もだ。

現代っ子にスマホ無しはきついそんなことは教師陣も知っているので学園独自のスマホが配給される。

このスマホは学園の生徒や関係者などとはつながれれる。

そう言う学園だからこそ警備も厳重だが、そんなことよりも学園の敷地が広い。

連絡手段が立たれるってことは外には行けない。

つまり敷地内にショッピングモールやコンビニ、その他諸々の公共施設が混在してるから必然と広くなってくるわけだ。

とまぁこんな感じだ。

これ以上の学園の説明はいいとして少し教室を覗いてみよう。