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「鈍間くん、早くインサイドノート出してくんない?」
そう不機嫌に言っているのはクラスの委員長、剣城三葉である。
「、、、、、、、わーすーれーたぁーーー、、」
一方喋るのが遅いこちらが一応主人公の鈍間遅尾。
「わ、忘れったてねぇ、あなた実習からもう1週間もすぎてるのよ💢」
「それなのに詫びれもせず堂々と忘れたですって、いいかg」
「まあまあ、落ち着いてよ剣城さん。鈍間が遅いのは今日に始まったことじゃないだろう」
突如乱入してきた男に剣城と呼ばれた女は苛立ちを隠そうともせず捲し立てた
「三城君💢、それは十分理解してるわ。でも、甘やかすのは良くない!」
「?、何を言ってるんだい、僕は甘やかしたつもりは一切ない。この学園では成績の悪い者は即退学。卒業時に成績一位の人に送られる上位探偵事務所への推薦権のライバルが減って嬉しい限りなんだが、、」
男は、意味ありげにニヤリと口元を上げる。
「ッ、たっ確かにそうね。ほっときましょ。成績が落ちて退学する者なんて世界で活躍する探偵を育て上げるこの桜々坂探偵学園に相応しくないわね。」
‥‥…………
‥‥…
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