「涙の星」

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「涙の星」

星の降る夜 少女は願った 私も星になりたいと 宮沢賢治の童話で見た ヨダカのように 輝く星になりたいと 「どうか私をつれてって」 星は何も答えない ただ静かに輝いて 地を静かに見下ろす 落胆し涙を流す 翼を持たぬ少女 零れ落ちた涙は 光となりて天に昇る 涙が星になったのだ
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