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「父さん、母さんにたまには会ってやりなよ。」
「何言ってるんだ。子どもはそういうこと気にするなよ。」
あの日、私は泣きはらした目をして帰った。妻はただうんざりした顔をしていた。
それから、私と息子は毎日のように練習した。妻はただ白い目で見ていた。
そして、私は転職して、今の仕事に就いた。妻は口もきいてくれなくなった。
そして、今だ。
私が悪いのだ。しかし私は自分を曲げることが出来なかった。
だから、こういうして戦う日々をいとおしく思う。
駅まで息子を送り届けてから、私はまたゲームショップへと向かった。
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